「エネルギーシフトを考えるデータバンクプロジェクト(エネシフト)」設立の経緯

 プロジェクトの出発点は、昨年2月に盛岡で開催された「六ヶ所村ラプソディー東日本サミット」です。

 ここで六ヶ所村再処理工場本格稼働を止めるためのプロジェクトの1つとして、データバンクプロジェクトが発足しました。

 当初は、全国各地で取り組まれている様々な活動の情報を交換し、運動を「見える化」し、有用なデータを蓄積していくものとして構想されました。

 その第1弾として、「再処理ストップ全国署名マップ」も作成し、実際に活用することができました。
  http://shomei.saishori-databank.org/

 そのプロセスを進めてきたメンバー内で議論を進め、概ね以下のような方向性が合意されるに至りました。

①従来の反対運動は、原発の安全性などに厳しいチェックの目を向けることで重大な事故を未然に防ぐなど大きな意味をもっていたが、脱原発と共にどのようなエネルギーへシフトしていくのかについての打ち出しは弱かったのではないか。

②そもそも将来のエネルギー政策や展望については、原発賛成派であろうと反対派であろうと、冷静に議論して合意形成していくしかない。日本には既に50基以上の原発が稼働している現実を踏まえつつ、より実現可能な最善の選択肢を模索する国民的議論の場が必要である。

③しかし現状では、原発反対派と推進派の主張は噛み合っていない。原発や再処理を推進する上でのメリットやデメリットを、具体的なデータに基づいてきちんと検証し、何よりもそれを広く国民に理解してもらい、国民が主体的にエネルギーを選択する開かれた議論の場は不可欠であろう。

④以上を踏まえて、こうした国民的議論のための場づくり、様々なデータの蓄積と共有を可能とするデータバンクを構築する方向に、プロジェクトの目的を軌道修正する。

 こうしてエネシフトとして新たにドメインを取得し、新たなサイト構築へ向けて本格的に始動する準備が整いました。

 まずはこのスタッフブログから開始します。

(文責・渡瀬義孝)

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