個人再生は連帯保証人に迷惑をかけるの?

個人再生を行うと、連帯保証人に迷惑をかけることになるのかということについてですが、結論からいいますと迷惑を掛けることになるのは事実です。

 

どうして連帯保証人に迷惑がかかるのか

 

なぜ個人再生を行うと、連帯保証人に迷惑がかかることになるのかといいますと、結論からいえば民法第454条が関係してくるのです。
ようするに、抗弁権とよばれる権利が認められていないため、債権者から返済を求められても断ることができないことになります。

 

そのため、連帯保証人を引き受けて、後に相手が個人再生を行うこととなった場合は、代わりに返済しなければならなくなったという話が後を絶たないのです。

 

しかし、対応方法は存在しますので、できれば個人再生を行う前に話し合う機会を持って早めに対処することが必須となるでしょう。

 

どのように対処すれば良いのか

 

まず最初にできることとしては、弁護士に相談するということです。
個人再生の手続きが開始されると、債務者は法で守られることになります。
その結果、金融業者から返済を求められることはなくなるのです。

 

その時期と併せて、連帯保証人に関しても弁護士を通して話し合いを進め、分割弁済、任意整理、自己破産、消滅時効のいづれかの方法を選択することになるでしょう。

 

ここで気になるのは、やはり借金の返済を行う必要があるのかということについてですが、連帯保証人になった以上返済の義務が生じてしまうことは避けることができません。

 

ちなみに消滅時効とは、債務の時効が訪れるまで放置することを意味します。
ただし、財産の差し押さえや訴訟を起こされることが考えられますので得策とはいえないでしょう。

 

連帯保証人が借金から逃れることはできない?!

 

つまるところ、連帯保証人となってしまった以上、代わりに返済し続けていくより他ありません。
ただし、債務者と弁護士と話し合いを続け、後に連帯保証人が支払った金額を債務者に返してもらうことは可能です。

 

それまでの間は、やはり支払いを続けることになりますが、ほとんどの場合は連帯保証人も自己破産しているというのが現状であるといえるでしょう。